カテゴリ:試写会(韓国映画)( 28 )

4/20(金)18時半~韓国文化院ハンマダンホールで開催された映画『犯罪都市』の試写会に行ってきました。この日の試写会にはトークイベントがあり、元神奈川県警の小川泰平さんがゲストとして登場し、貴重なお話を聴くことができました。

あらすじを書いておきますね。2004年のソウルの中国人街で、地元のマフィアと中国からの新興勢力が対立し、街の住人達は日々怯えながら暮らすことになってしまいます。そんな状況を打破するべく、地元警察の強力班に所属する刑事たちが立ち上がるのですが…。

まずこの作品で注目すべき点は、マ・ドンソクさんの頼りがいのある肉体です。まるで格闘家の様な肉体にびっくりさせられます。そして、ユン・ゲサンの悪役ぶりにも驚かされます。今回の役で、彼の演技の幅が広がったのではないかなと思いました。目を覆いたくなるような残酷なシーンもありましたが、二人の迫力のある演技に引き込まれること間違いなしです。

また、この作品が実話を基に作られたということにも驚きを隠せません。日々危険と隣り合わせの刑事さんたちに、感謝したいなと思いました。この作品は、4月28日(土)より全国公開です。
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[画像:FilmarksHPより]
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2018年4月19日(木)18時半~ユーロライブにて開催された、映画『名もなき野良犬の輪舞』の試写会に行ってきました。18時半~『ハゲタカ』の原作者でもある作家の真山仁さんと映画評論家さんのトークショーがあり、その後19時~本編の上映があったのですが、ネタバレをしないように注意しながらの面白い解説を聴くことが出来てよかったです。

あらすじを簡単に書いておきますね。主人公ジェホ(ソル・ギョングさん)は、悪の組織でNo.1になることを目標としている受刑者です。彼が服役する刑務所に、ある日ヒョンス(イム・シワンさん)という野心的な新入りが入ってきます。今まで人を信用したことがなかったジェホですが、ヒョンスが自分の命を救ってくれたことをきっかけに、彼を自分の仲間に引き入れるのですが…。

ここまで観ていると、悪人たちの友情物語のようにも感じてしまいますが、実は思いもよらない裏切りがあって、いったい誰が味方で誰が敵なのか、最後まで気を許せない作品です。「人を信じるな、状況を信じろ」が口癖だったジェホが、何故ヒョンスのことを信じてみようと思ったのか。そして、そのことでどんな結末を迎えるのか。5月5日(土)から全国公開されますので、皆さんぜひ劇場に足を運んで確かめてほしいです。

余談ですが、この作品の原題は『불한당 나쁜놈들의 세상(不汗党 悪いやつらの世界)と言います。불한당(不汗党・プランダン)』の意味は”他人を苦しめ、恥しらずな行動をとる者の集まり”だそうです。そこで私は、なぜ邦題が『名もなき野良犬の輪舞』になったのか考えてみました。この作品の内容を”裏社会で生きている孤独な野良犬のような人たちが、大勢で輪になって躍っているようだ”と理解したからなのかなと思ったのですが如何でしょうか?ぜひタイトルにも注目しながら、作品を観てもらいたいです。
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[画像:ぴあ映画生活より]

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1/16(火)秋葉原にあるアキバシアターで開催された映画『コンフィデンシャル/共助』の試写会に行ってきました。実は今回の試写会に当初外れてしまったのですが、キャンセルが出たそうで試写会の前日に繰り上げ当選のお知らせを頂き急遽参加できることになったのです。上映終了後にはアクション映画に詳しいライターのてらさわホークさんとドキュメンタリー監督の松江哲明さんのトークショーもあり、作品のことをより一層理解することが出来ました。

この映画は、韓国の熱血刑事カン・ジンテ(ユ・ヘジン)と北朝鮮のエリート刑事リム・チョルリョン(ヒョンビン)が、韓国に逃亡した北朝鮮の犯罪組織のリーダー(キム・ジュヒョク)を捕えるために、極秘の共同捜査に挑むという内容です。

ロシアの軍隊で採用されている”システマ”という武術でアクションに挑んだヒョンビンくんが演じる北朝鮮のクールなエリート刑事は、ものすごーくかっこよくて観ていてほれぼれとしてしまいます。きっと劇場に足を運んだ女性のハートを、がっちりと掴んでしまうことでしょう。

そして、ベテラン俳優ユ・ヘジンさんが演じるコミカルでもありせつなくもある韓国の刑事が、北朝鮮のクールな刑事を演じたヒョンビンくんとは対照的で、それがこの作品にとってよいアクセントになっている様な気がします。

また、普段悪役を演じることのないキム・ジュヒョクさんの冷酷な演技は、ものすごい存在感がありました。今後の活躍に期待したかっただけに、昨年交通事故で亡くなわれてしまったことが悔やまれてなりません。

激しいアクションシーンの連続で終始ハラハラドキドキ。とても見ごたえのある作品だと思います。ぜひ劇場の大きなスクリーンで観て頂きたいです。この作品は2月9日(金)より全国公開されます。



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12月22日(火)19時~ユーロライブにて開催された、韓国映画『ビューティー・インサイド』の試写会に行ってきました。この作品には、上野樹里さんが出演しています。

ごく普通の高校生18歳のキム・ウジンは、ある日目が覚めると全く違う外見の人物になっていました。どうやら彼は、目が覚めるたびに、年齢・性別・時には国籍も違う外見になってしまう特殊な人物(?)だったのです。この事実を知っているのは、彼の母親と親友のサンベクだけ。彼は毎日同じ職場や学校に通うこともできず、親友の協力を得てネット販売専門の家具職人になります。

家具職人としてのキャリアを順調に積んでいたウジンは、ある日家具店に買い物にいき、その店で働く女性イス(ハン・ヒョジュ)に一目ぼれをしてしまうのです。彼女の姿を見るために、違う姿で毎日家具店に通うウジン。いつか彼女に自分の気持ちを伝えたいと思い、彼女に告白できるような外見になる日を待っていました。

かっこいい若い男性になった日、彼は彼女をデートに誘い出すことに成功します。そして、楽しい時間を過ごすのです。なんとかしてこの関係を続けていきたいウジンは、眠らなければ同じ姿のままでいられるということに気が付き、数日間徹夜をして過ごすのですが、ついうっかり地下鉄で寝過ごしてしまい、全く違う姿になってしまいます。

彼女との関係をこのまま終わらせたくないウジンは、イスに自分の秘密を打ち明けることに…。果たして、イスは毎日姿が変わるウジンのことを、受け入れられるのでしょうか?

たぶんこの映画は、人は外見だけではなく、内面も重要だということが言いたかったのかなと思いました。にしても、毎日年齢・性別・時には国籍も変わるとなると、ものすごく大変ですよね。靴のサイズが合わなかったり、老眼鏡がないと文字が読めなかったり、面倒なことだらけ。自分がもし同じ立場だったら、きっと精神的なダメージを受けてしまうような気がします。

それから、最後の方で、ウジンが海外に行くシーンがあるのですが、毎日姿が変わるのにパスポートはどうしたのかなという疑問が残りました。とりあえず韓国人の一般的な男性の姿でパスポートを作り、その姿に近づくまで出国を待っていたのでしょうか?それと、ついうっかり飛行機の中で寝てしまったら、入国も出来ないはずです。もしこれが事実だったら、かなり不便だなと思いました。

とっても不思議なストーリーのこの作品は、2016年1月22日(金)からTOHOシネマズ新宿などで全国順次公開です。

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[画像:公式サイトより]
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12/17(木)16時~参議院議員会館で開催された、韓国映画『殺されたミンジュ』の試写会に行ってきました。この作品は、2014年に韓国で公開された、キム・キドク監督の作品です。

ある日、女子高生ミンジュが男性数名に追いかけられ、顔にテープを巻かれ殺されてしまいます。ミンジュの死は、誰に注目されることもなく、闇から闇へと処理されてしまいました。彼女が亡くなってから約1年後、事件に関わった人物が、謎の集団に次々と拉致され、壮絶な拷問を受け、自らが犯した罪の告白文を書くよう強要されます。事件関係者は計7名。はたして、彼らの口からミンジュを殺した真相を聞き出すことはできるのでしょうか?

キム・キドク監督の作品だけに、やはり一筋縄ではいかない内容になっています。社会の底辺に取り残された人物と、社会の上層にいて権力と金を握っている人物。そのギャップが、韓国社会の問題を浮き彫りにしているような気がしました。

この作品は、2016年1月16日(土)より、ヒューマントラストシネマ有楽町ほか、全国で順次公開されます。ちなみに、R18指定作品ですので、劇場に行く際はご注意ください。

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<画像:公式サイトより>

(PS)余談ですが、この映画の韓国でのタイトルは「1対1」だそうです。関連記事はこちら↓

「一対一」キム・ヨンミン“キム・ギドク監督は昔と変わらず現場でいつも動いていた”(livedoor news)
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12日(木)18時半~シネマート六本木で行われた、映画『依頼人』の試写会に行ってきました。チャン・ヒョクさんとハ・ジョンウさんが、いつもとは違う役に挑戦しているというので、ぜひ観たいと思っていたところ、試写会に当選。韓国でも大ヒットした作品だと知り、楽しみにしながら出かけました。

結婚記念日の夜、花束とプレゼントを持って帰宅したハン・チョルミン(チャン・ヒョク)。すると、家には大勢の刑事が彼を待っていました。テーブルにはお祝いの食事が用意されていましたが、寝室のベットは血の海。そして、肝心の妻の姿はない。帰宅したとたん妻殺しの容疑者として捕まった夫。物証もない不可解な事件を担当することになった弁護士(ハ・ジョンウ)は、事件の謎を解明するために調査を開始するのですが・・・。

この映画は、遺体なき殺人事件の容疑者にされてしまった気の弱そうな夫(チャン・ヒョク)、その夫を弁護する敏腕弁護士(ハ・ジョンウ)、夫を犯人にしようと躍起になっている検事(パク・ヒスン)、3人を中心に展開していきます。果たして真犯人は誰なのか?ミステリアスで、最後まではらはらどきどきのこの映画は、7月21日(土)より、シネマート新宿などで公開です。

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[画像:ウーマンエキサイト]
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24日(水)19時~なかのZEROホールで行われた、映画『ホームランが聞こえた夏』試写会に行ってきました。この映画の主演俳優さんは、映画『シルミド』などでおなじみのチョン・ジェヨンさんです。私はこの人がお目当てで映画を観に行きましたが、なかなか良い作品でしたよ。

中学時代エースピッチャーとして活躍していたミンジェ(チャン・ギボム)は、突発性難聴のため聴力を失い、野球の夢を諦めろう学校へ進学します。ろう学校にある野球部は部員10名の弱小チーム。ミンジェは監督からの入部の誘いを断り、野球から遠ざかろうとしていました。

そんなある日、暴力事件を起こして謹慎処分になったプロ野球選手サンナム(チョン・ジェヨン)が、ろう学校の野球部にコーチとして招かれることになり、野球部の関係者は大喜びします。最初は野球を教える気持ちなど全くなかったサンナムですが、生徒たちの熱意やミンジェの存在を知り、生徒たちに野球の指導を始めます。

目指すは韓国の高校野球の全国大会「鳳凰杯」で1勝すること。聴覚障害というハンデを抱えながらも、厳しい練習に耐え徐々に実力をつけていったろう学校の野球部のメンバーたち。果たして彼らは、強豪チームが出場する全国大会で、勝つことができるのでしょうか?

この作品は、実話を素にしたフィクションだそうです。上映時間は144分でしたが、最後まで飽きることはないと思います。この映画は2011年8月27日より シネマート新宿、銀座シネパトスなどで全国公開です。

[画像:ウーマンエキサイト]
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PS:サンナム役のチョン・ジェヨンさんがカッコいいことは言うまでもありませんが、サンナムのマネージャーさん、ろう学校の教頭先生、野球部のキャッチャーとショートの男の子も、なかなか良かったです。
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1/26(水)18時半から有楽町朝日ホールで上映された、韓国映画『私の愛、私のそばに』の試写会に行って来ました。2009年韓国で大ヒットしたというこの作品は、難病のALS患者の夫と、その夫を介護する妻の物語です。余談ですが、この日、会場には、鳩山前首相ご夫妻がゲストとしていらしていました。

ALS患者のジョンウ(キム・ミョンミン)は、母を亡くした日に幼馴染で葬祭ディレクターをしているジス(ハ・ジウォン)と運命的な再会をします。恋に落ちて1年後に結婚した2人の新居は病院。ジスは働きながらジョンウを献身的に介護しますが、ジョンウの症状は悪化し、だんだん機嫌も悪くなり、ジスに当り散らすようになってきます。そして、恐れていた言語障害も始まってしまうのです。

自分の思うように体が動かない患者さんと、その患者を支える家族の姿がとても切なくて、涙を誘うこの作品は、2011年2月5日より新宿武蔵野館、ヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国にて順次公開されます。ドラマ『ベートベンウイルス』のキム・ミョンミンが、20キロ以上の減量をして挑んだ迫力の演技と、ドラマ『チェオクの剣』など時代劇のイメージがあるハ・ジウォンさん演じる健気な妻の姿は見ものです。ぜひご覧になってみてくださいね。

[画像:ウーマンエキサイトシネマ]
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(PS)

この映画を観て、会場で泣いていた人も大勢いましたが、私は最後まで涙を流しませんでした。昨年、人生初の入院と手術を経験したからか、何故かとても冷静にこの作品をみてしまったようです。映画を観終わった後「人間はいつ何が起きるか分からないし、いつか必ず死ぬのだから、悔いの無い人生を送りたいな」と思ってしまいました。
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18日(木)18時半から四谷にある韓国文化院ハンマダンホールで行われた、映画『飛べ、ペンギン』の試写会に行って来ました。上映の前後にはこの映画に出演した俳優チェ・ギュファンさんが登場。シネマコリア代表の西村さんが司会をし、チェ・ギュファンさんから映画に関する貴重なお話を聞くことが出来ました。

ちなみに、チェ・ギュファンさんは、日本語の勉強をするため、現在大阪に滞在中なのだそうですよ。日本に来てすでに1ヶ月半ほどになると言うことで、簡単な受け答えは日本語でも出来るようでした。

話が横道にそれてしまいましたので、そろそろ軌道修正を(笑)この作品は韓国人権委員会が作った映画ということだったので、ちょっとお堅い内容なのかなと思いましたが、実はそうではありません。この映画は4つのエピソードで構成されているのですが、どれも韓国社会が抱えている問題を、現実的に、そして面白おかしく表現している秀作だと思いました。

最初に登場するのは、子供の教育に熱心すぎる母親とその家族。2番目に登場するのは、菜食主義者でお酒が飲めないということで、職場で差別をされる男性会社員。3番目に登場するのは、子供の教育のために、妻と子供を海外に送り出し、韓国で1人暮らしをする孤独な中年男性。そして、最後に登場するのは、定年退職後に家で何もすることもなく過ごしている夫に嫌気がさしている妻が家出をしてしまう、熟年離婚をしそうな老夫婦です。

1番目から3番目のエピソードは、日本ではあまり見かけない光景かなと思いましたが、4番目の熟年離婚に関しては、「日本も韓国も同じなんだな~」と思えるような内容で、共感できた方も多かったのではないかと思います。人気のある有名な俳優さんが出演している映画ではありませんが、ぜひ多くの方にみて頂きたいと思えるような作品です。私は今後も日本でこういう韓国映画を上映して欲しいなと思いました。皆さんもぜひ劇場まで足を運んでみてくださいね。この作品を含む4作品が、2月27日(土)よりポレポレ東中野などで公開されます。

[関連情報・画像:「真!韓国映画祭」HP]
2月27日(土)からポレポレ東中野で、『ビバ!ラブ』『今、このままがいい』『空を歩く少年』『飛べ、ペンギン』の4作品が上映されます!
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28日(木)18時半から四谷にある韓国文化院ハンマダンホールで行われた、映画『息もできない』の試写会に行って来ました。主役のヤン・イクチュンさんの初監督作品、色々な映画祭で多くの賞をもらっているということで、かなり期待して観に行きましたが、とてもよかったですよ。

今回の作品は、父親への憎しみを抱えるサンフンと、複雑な環境で育った女子高生ヨニを中心に展開していきます。監督さんは、激しい暴力で借金の取立てをするチンピラのサンフンと、気の強い女子高生ヨニを通じて、家族のあり方を問う作品を作りたかったようです。自分の気持ちを表現するための言葉を知らないサンフンが、暴力でしか自分を表現できない様子はみていて気の毒ですらありました。

この作品をみれば、自分と家族との関係を見つめなおす機会になるのではないでしょうか?映画『息もできない』は、今春、シネマライズ他にて全国順次ロードショーです。

[画像:eiga.com作品情報より]
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<関連記事>
ヤン・イクチュン「文化をお金に換算する風潮」の韓国映画界に苦言(eiga.com)

<追記>
この日は、上映終了後に監督さんへのQ&Aコーナーもあったのですが、上映途中に映写機のトラブルで映像が途切れるというアクシデントがあり、終了時間が大幅にずれてしまいました。今まで何度も試写会に行きましたが、こんなトラブルは初めてです。私も質問したいことがあったのに、時間が充分にとれなかったのが残念でした。

ちなみに、私は最前列に座っていたのですが、Q&Aコーナーでみた目の前にいる監督さんと、主人公を演じたサンフンが同一人物とは思えませんでした!男性も髪型や服装などでかなり印象が変わるのですね~。驚きました(@-@)

【更新】

韓国文化院のHP(フォトギャラリー)に試写会のレポがUPされていました。[更新日:10/02/07]

韓国映画「息もできない」 特別試写会
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