通訳の話

”通訳になりたいのですがどうすれば良いでしょうか?”という質問をする方がいます。そういう質問をされる方は、”通訳というものはどこかの学校に行き、特定のカリキュラムを修了すれば必ずなれるものだ”と思っているような気がします。

でも、音大に通ったからといってすべての人が音楽家になれる訳ではないように、通訳の学校に通ったからといってすべての人が通訳になれる訳ではありません。通訳になるには外国語と母語の勉強が必要ですし、それ以外にも地理・歴史・文化・経済・政治などの知識も必要になってくると思います。

また、もし運良く通訳になれたとしても、日々勉強を続けていく必要もあるはずです。新聞に毎日目を通すというごく当たり前のことだけではなく、気になるニュースなどがある時は、ネットなども利用して知識を増やしていかなければなりません。通訳というものは、なるまでもなってからもかなり苦労が伴うものなのだと思います。

ただ、通訳になれるかなれないかは別問題として、とにかく通訳の学校がどんなところか知りたいので通ってみたいと言う方は、是非ご自分で情報収集してみてください。そうすればきっと自分に合った学校が見つかると思います。

学校が見つかったらその学校に実際行き、”どんな講師がどんな授業をどれくらいの授業料でしてくれるのか”を確認してみてください。よく説明を聞いて納得した上で学校に通うことが重要です。出来れば授業見学や公開授業の受講をするのがベストだと思います。

それと、もし海外で生活したことが無いと通訳になるのは無理だと思っている方。その考えは捨てた方が良いと思います。日本だけで勉強していても上手い人は上手いです。また、外国語が得意なので通訳になれるはずだと思っている人。それも大間違いなので考えを変えてください。通訳をする際に求められるのは、外国語の能力よりも母語の能力です。

私自身通訳として生活している訳ではありませんので偉そうなことは言えませんが、通訳の学校に通って現役の通訳者から色々な話を聞くうちに、学校に通う前には思いもよらなかった事実に触れ、”目からうろことはこういうことなのだな”と何度も感じました。

また、ボランティアでも構わないので実際通訳として活動することも良い勉強になると思います。通訳を目指している皆さん、学校選びも勉強も結局は自分自身でやることです。私のような素人に色々聞くのではなく、自分で色々と探して考えて将来のことを決めて行ってくださいね。

ちなみに私はまだまだ実力不足なので当分通訳にはなれそうにありません。今後も焦らず慌てず、のんびり勉強していきたいと思っています。
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by foreverprince | 2005-01-24 17:07 | 韓国語

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